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2021/09/03Web制作デザインWebデザイン

Web制作者が意識すべきバリアフリー

アクセシビリティは“配慮”ではなく“成果”の条件

こんにちは、花岡です。最近、猫のトイレトレーニングに失敗して、結構落ち込んでいますが、今回はWeb制作におけるアクセシビリティの話です。Webサイトは「使えること」が成果に直結する時代です。
特にシニア層のネット利用が急増した現在、年齢や障害を問わず使いやすい設計バリアフリー対応は、成果を上げるための前提条件になりつつあります。

スマホ普及で“全世代ユーザー時代”に

2021年時点で、60代以上のスマホ保有率は80%を超えています。
70代の多くもLINEやブラウザ検索を日常的に使うようになり、これまでWebと縁遠かった層がメインユーザーとして登場しています。

つまり、Webサイトは若者だけのものではないということ。
制作側もその変化に合わせて、“誰にでも使えるWeb”を本気で考える時代になりました。

混同しがちな3つのキーワード

バリアフリー設計でよく出てくる3つの言葉、それぞれに違いがあります。

ウェブアクセシビリティ

障害の有無や年齢に関係なく、すべての人が情報にアクセスできるように設計する考え方。
例:スクリーンリーダー対応、キーボード操作でも使えるUIなど。

ユニバーサルデザイン

最初から「誰でも使える」ことを前提に設計されたデザイン思想。
例:高コントラストの配色、直感的なナビゲーション。

ユーザビリティ

直訳すると「使いやすさ」。
クリックしやすい、迷わず情報にたどりつけるなど、心理的ストレスの少なさも含めた体験全体を指します。

まずは「年齢」を意識するだけでも変わる

すべての配慮を完璧に盛り込むのは難しくても、「高齢ユーザーも使えるか?」という視点だけで、設計の優先度は変わります。

  • フォントサイズは16px以上を目安に
  • 行間(line-height)は1.6〜1.8程度確保
  • ボタンやリンクの間隔を広めに取り、誤操作を防ぐ

将来の自分も対象になるからこそ、年齢配慮は“誰にとっても価値がある”のです。

デザイン性とバリアフリー、どちらが正解?

バリアフリーを優先すると、デザインの自由度が狭まる場面も正直あります。
同系色のデザインや凝ったアニメーションなどは制限されがちです。

それでも私たちは「見る人の使いやすさ」を優先すべきだと考えています。
Webサイトは“作品”ではなく、“使われる道具”だからです。

SEOにも影響する「アクセシビリティ対応」

最近では、Googleの評価基準にもアクセシビリティが含まれています。
Core Web VitalsやLighthouseといったツールでは、操作性や視認性の高さがスコアに反映されます。

アクセシビリティ対応は、SEO対策にもなる時代です。
またAppleやMicrosoftといった大手も、UIや製品設計でこの視点を重視するようになっています。

花のやが意識していること

花のやでは、「誰でも迷わず操作できるWeb」を目指し、
見た目の美しさと機能性のバランスをとった設計を行っています。

特に医療・介護・シニア向けサービスの制作では、見た目よりも体験を優先した構成を採用し、
必要な配慮を最初から盛り込むようにしています。

おまけ:最近のお気に入り

まじめなこと書きすぎたので最後に、最近食べたお気に入りのラーメンを載せておきます。Web制作と同じで、見た目だけでなく“中身”が大事ですね。

白華楼のラーメン

中華そば 白華楼(名古屋・荒畑)

この記事を書いた人:hanaoka

村生まれ村育ちWebディレクターです。 2014年に株式会社花のやを設立。以後ディレクションと営業を兼務しています。 学歴コンプレックスをバネに日夜戦っています。

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