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Googleの検索結果おかしくない?って話
どうも花岡です。猫が脱走したけど戻ってきました。
今回は最近トラブルが増えているネットトラブルについてです。
検索結果に知りたい情報がない?
以前ネットニュースになりました、水道工事で高額請求が多発しているというニュース。
これは検索リテラシーの低いユーザーを狙ったネット商法で、高額な悪徳業者がSEO・リスティング広告を駆使して、検索リテラシーの低いユーザーを食い物にしています。
本来このユーザーたちが知りたかったのは「正当な金額で対応してくれる業者」です。しかしそんな業者は検索結果の1ページ目から締め出されてしまっています。
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なぜこんなことが……。
その原因は上位の検索結果が業者のホームページで埋め尽くされているからです。
「トラブルだ!とりあえず検索してみよう!」という意識が働く現代では非常に効果的です。
実際の検索結果を見てみても、なにが正しいか判断することができず、一番上に出てくるホームページに問い合わせて依頼してみようとなると思います。
手法はこんな感じ。
① リスティング広告はお金次第で誰でも掲載可能で、検索結果の一番上にでます。
② 比較・ランキングサイトはSEOの仕様上検索結果の1ページ目に出やすいです。
③ ホームページも1業者が10サイトとか大量に制作しています。
やろうと思えば誰でも検索結果上位をジャックできてしまうのが問題だと思います。
Googleはどう思っているのか
これはまずいと思っているGoogleですが、広告費をもらっている以上リスティング広告の掲載を止めることもできません。
ランキングサイトもGoogleの提唱するSEOに準じたサイトのため止めようがありません。
いずれAIで検索結果の正当性を評価するようになってくるとは思いますが、金額やサービスの正当性は評価基準の定め方が難しいため相当な時間がかかると思います。
正しい検索結果を探し出すには
この状況を打破したいと考えている有志の方が、ランキングサイトなどを排除した検索のできるツールを公開しています。
こういったツールを有志が開発せずとも、Googleが設定できるようになれば一番便利なんですが……。
あとはGoogleの検索窓に「-◯◯◯」と除外したい単語をいれることで検索結果から除外をしてくれます。
結局はモラルとリテラシー、取締りの強化
モラルについては日本のネットモラルは結構低いのでなかなか難しいです。リテラシーの底上げもすぐにはできません。
Googleが取締強化するだけではなく、怪しいホームページやサービスを見つけたら通報できる窓口が日本にもわかりやすく設置する必要があると思います。そもそもGoogleは悪くないんですけどね。
使う側の問題ではないはずなのに、なぜ悩まなければならないのかと思うとモヤモヤしますね。
こちらからは以上です。