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2026/06/11プログラミング

【大失敗】Threadsの投稿をAIで自動化してみた

こんにちは、花岡です。
GTOがリブートされるのが楽しみです。

さっそくですが、本題。
ThreadsへのSNS投稿をAIで自動化してみました。

自動化したのは個人用の花岡のアカウントです。
https://www.threads.com/@masa1558

企画・執筆・投稿はすべて自動で、私は「投稿していいかチェックをする」だけです。
(同じものを作成したい方は、この記事をClaudeに読込させれば多分大まかに同じものが構築できると思います)

ただし、このシステムは自動化まではできましたが、結果としては「失敗」です。

なぜやったのか

正直に言うと興味&実験です。
「SNS発信を企画から投稿までどこまでAIで自動化できるか、そして反響はいかに?」を試してみたかったのです。

全体の流れ

システム全体の流れはこうです。

① MTG議事録・花岡との対話から投稿ネタを抽出・執筆
② 生成された投稿はNotionの投稿シートに保存
③ cron(朝8時・昼12時半・夜21時)で投稿システムを自動起動 
④ Threadsへ自動投稿
⑤ 在庫が10本を切ったら自動補充

① まずは議事録30本から投稿ネタを作る

文字起こしサービス「Notta」で記録したMTG議事録30本を素材にしました。
議事録から抽出した内容をもとに、投稿68本を執筆しました。
執筆した投稿は自動的にNotion REST APIを経てNotoinのDBに格納されます。

② Notion側の設定

投稿を管理するデータベースはNotionで作りました。プロパティはこうです。

プロパティ名 内容
ネタ(title) 短い見出しラベル
カテゴリ(select) 戦略 / SEO / 広告 / AI活用 / SNS / 解析 / 制作 / 採用
見出し(rich_text) 投稿冒頭の【見出し】(10〜20字)
本文(rich_text) 投稿本文(500字以内)
真偽(select) 確=裏取り済 / 論=本人持論 / 要=要本人確認
ステータス(select) 要承認 / 承認 / 差戻し / 投稿済み

「真偽」の列が地味に重要です。制度・統計・仕様はWeb検索で裏取りしたものに「確」、本人の持論には「論」、実績数字など本人確認が必要なものは「要」とタグ付けしています。
SNSで事実誤認を投稿しないための安全装置です。

スクリプトからのアクセスはNotion REST APIを使います。内部インテグレーションのトークンを発行してDBに共有するだけで、書き込みと更新ができます。

  • クエリ:ステータス=承認 かつ 予定日≤今日または空、作成日昇順で並べて最古を1本取得
  • 更新:投稿後にステータスを「投稿済み」・予定日を今日に変更

③ Threads APIで投稿する

Threads APIのエンドポイントはgraph.threads.netです。投稿は2ステップです。

  • ステップ1:コンテナ作成 POST /v1.0/{user-id}/threadsmedia_type=TEXT&text=...)→ creation_idを取得
  • ステップ2:公開 POST /v1.0/{user-id}/threads_publishcreation_id=...)→ media_idを取得

コンテナ作成から公開まで数秒待機を挟むと安定します。認証はOAuthフローでアクセストークンを取得(権限はthreads_basicthreads_content_publish)。長期トークン(60日)に交換して.envに保存します。

スクリプトは外部ライブラリゼロのPythonで書きました。依存パッケージがないので環境を汚さず、どこでも動きます。

④ cronで朝・昼・夜に自動実行する

cronに以下の3行を登録しています。

0 8 * * *   python3 "/.../notion_to_threads.py" >> "/.../cron.log" 2>&1
30 12 * * * (同上)
0 21 * * *  (同上)

朝・昼・夜に分散しているのは、連投で埋もれるのを防ぐためです。1回の実行で1本だけ投稿します。

macOSのcronはスリープ中に動きません。Macの電源が落ちている時間は投稿がスキップされます。本番運用で確実に動かすにはlaunchdかサーバー移設が必要です。今回はこの制約を受け入れた上で運用しています。やっぱり嫌だったのでGitHub Actions cronで解決しました。

これでCronの起動ごとに投稿され、投稿がなければスキップされるという具合です。

じゃななにを失敗したのか?

まず1つ目の失敗。作成した投稿はどうがんばってもAI臭を隠せませんでした。いくらマスキングしようとしても限界があります。

そして2つ目、リアクションされない投稿が乱立したことです。1つ目の失敗に起因してでしょうか、ほぼイイネもつかず、投稿表示回数は30〜70回程度の投稿ばかり。
それに比べてAIに頼らずに自分で投稿した内容は1,000回くらいは大体表示されています。
これ以上はBotになってしまうため、システムを停止しました。。

結局、人間が書いたかどうかというのを、ユーザーもThreadsのエンジンも察知しているようです(当たり前の話ですが)。
SNS全自動は叶わずでした。

花のやでできること

今回のような「社内の知見をAIに読ませてコンテンツ化する」「承認フローを残しながら発信を自動化する」といった仕組みは、他の会社でも応用できます。
ぜひご相談ください。

この記事を書いた人:花岡正和

株式会社花のや 代表取締役。名古屋市中区栄。2014年の創業以来、700社以上のホームページ・採用サイト制作に携わる。「成果(採用・集客・売上)から逆算する」ゴールファースト設計を提唱し、Web制作・採用マーケティング・AI活用支援に取り組む。

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